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3.3.セキュリティ



デジタル万引き

昔も今も変わらず万引きという行為はあるようで、テレビでも時折特番で放送する事があったりする。

その万引き行為の背景も、単に「欲しかった」とか「なんとなく」といった短絡的なものあれば、「生活のため、生きていくため」といったなんとも世知辛い動機もあったりと多種多様だ。

しかし最近の万引きの対象は、こういった物理的なものばかりではないのだと言う。 なんとデジタル情報の万引きが横行してるらしい。

例えば書店などで多いのが、雑誌や書籍を携帯電話の内蔵カメラで撮影するという行為。 出版業界では結構問題視されてきているらしい。

確かに最近の携帯電話内蔵カメラの精度は格段に向上してきている。 最近ではメガピクセルクラスのカメラを搭載するものも増えてきているが、これであれば十分実用に耐える程度の画像が撮影できる。

書店で一体何を撮影するのか? 例えば

  • 料理本のレシピ
  • 好きなアイドル、アーティストのグラビア
  • 弾き語りのコードブック

なるほど。 素晴らしい。 おっちゃんには考えもつかなかったな。 目から鱗だ。(いや俺はやらないよ大人だし捕まったら恥ずかしいし彼女に怒られるし)

確かに雑誌のジャンルにもよるが、欲しいのはごく限られたページだったりする事もある。 それがたった1~2ページ程度だったりすると、なんとか記憶できないもんかと目を皿のようにして、またその皿をなめ回すかの如く読んだりすることもある。 セコいぜべいべー。 しかしそれが人情。

現代ではそれをカバーする文明の利器がある。 それらを使って行う万引き行為。 これらを総称して「デジタル万引き」というとのことだ。 これまた素晴らしいネーミングである。




リムーバブルデバイスによるデジタル万引き

デジタル万引きには更にバリエーションがあるらしい。 リムーバブルなデバイスを使ったものだ。

例えば数年前あたりから人気のiPod。 そう、あのApple社の携帯音楽プレーヤーである。 先日ニュースで目にした話題だが、Apple社は2004年度4~6月期決算において純利益が3割増しになったとのこと。 この背景にはiPod人気があるらしい。

この世界規模で人気のiPod。 あの小さな筐体にギガバイトクラスの容量を備えており、膨大な量の音楽を持ち歩けるという代物。 入出力にはPC業界ではすっかりメジャーになったUSBを使用し、PCに接続すれば即アップ&ダウンロード可能となる。

このお手軽さと小さな筐体、大きな容量が兼ね備わる事により、持つ人によってはそのまま犯罪用ツールへと変貌する。

もう随分前に読んだ記事になるが、なんとPC関係のショップにiPodを持ち込み、店頭に並ぶPCにそれを繋ぎ、中に入っているソフトやらなんやらを吸い出してしまう輩がいるらしい。

これまたおいちゃん的にはたまげた話である。 目から鱗なんてもんじゃない。 鼻から牛乳クラスだ。

iPodに本来入れるべきものは音楽だ。 しかしその音楽もデジタルデータであることには変わりない。 つまりOSレベルの互換性があればそれは単なるファイルにすぎない。 従ってiPodに入れる情報はプログラムだろうがエクセルやワードの文書だろうがなんだって構わないという図式が成り立つ。 付け加えておくが、これはiPodに限らずUSBフラッシュメモリなどでも同様だ。

しかし上に書いたPCに入っているソフトを吸い出すとなると、それは恐らく(少なくとも日本国内においては)既にそのPCにインストールされているものだろう。 当然それにはインストーラーなど付属するわけではなく、それをそのままコピーして自宅のPCに入れたとしても動く保証はない。 レジストリ等細かい話は完全に無視と推測できる。

そんなにたくましい人がいるなんて…世の中広い。 それが何らかのデータだったらまだ分かるけどね。

企業においてのリムーバブルデバイス

今回のネタはちょっとセキュリティネタとはちょっと離れていたかもしれない。 しかしこれらのデバイスは企業などにおいても問題となる場合がある為、あえてセキュリティ考察として扱ってみた。

次回以降でその辺の話を書いていきたいと思う。


投稿日 : 2004年8月 2日

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