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個人宅におけるデータバックアップの必要性 ブックマークに追加する

今回は初心者向けにデータのバックアップについて書いてみようと思う。

正直なところ、今回の記事は「よし書くぞ!」と思って書いたものではない。 実はこの記事を書く前に、Fedora Core2によるバックアップの記事を書いていたのだが、書いている間に話がどんどん脱線して収拾がつかない状態になってしまった(笑)ので、その脱線部分をこちらに移すことにしたのだ。

いきなり余談で申し訳ないのだが、私の場合記事を書いている最中にどんどん書きたいことが頭に浮かんできて、何を書いているのか分からなくなってしまう時もある始末。 MTでは下書きとして取っておけるので、そういう脱線記事を別の記事として切り取っておくことが出来大変便利なのだが、今度は下書きばかりが増えてしまう。 困ったものだ、まだ当分書きたいことを消化できそうもない。(--;)

さて(唐突だが)本題に入ろう。 皆さんは個人宅においてバックアップは必要と思われるだろうか。

人によって意見が違うと思うが、私は"Yes"だと思っている。 なぜなら近年日本においてPC及びインターネットが爆発的に普及した。 これに伴いPCの利用シーンは確実に増加していると思われる。 電話やテレビ同様、日常の生活になくてはならないものになってきているのだ。




デジカメの画像データ

PCが生活の一部として機能し始めると、自分では気がつかない間に重要なデータがたまる。 例えば簡単なところで言うと、デジカメで撮影した画像データなどが挙げられるだろう。

少し話がそれるが、私が1999年8月に北海道に旅行した時の話である。 それ以前から私はデジカメを所有していたのだが、この当時デジカメを持つ他の旅行者を見るのは希であった。 写真を撮ってくれとお願いすると「これがデジカメですか」と言われることもまだ多かったのだ。

それがどうだろう、最近巷ではデジカメを持つ旅行者で溢れているではないか。 これが意味することは、少なくともこれらの人々はご家庭に置いてPCを所有している可能性が高いと考えられるのである。

これらの人は画像をどのように保管しているのだろう。 一部の人はCD-Rに焼く等をされているかもしれないが、大半は画像をハードディスクに取り込んだままの状態だと思われる。

ではそのハードディスクは安全なのだろうか。 この答えは"No"だ。 よく聞く話だがハードディスクは消耗品と捉えた方が間違いない。 私の職場では日常的にハードウェアの故障により本体を持ち込まれるのだが、ハードディスクが破損しているケースは少なくない。 購入後数ヶ月~1年程度で故障する場合もある。

こんな場合保証期間内であれば「ハードディスク本体」はメーカーに出すことで修理又は新品交換となるだろう。 だがしかし、手元に帰ってきた時に中身のデータが元のままであるかといったらそうではない。 恐らくほぼ全てのメーカーが「保証できません」又は「消去されます」と言うだろう。

こうなったらあとの祭り、手遅れなのである。

通常の写真では観賞用としてプリント紙に印刷する以外にネガがある。 万が一プリント紙を破いてしまってもネガがバックアップとなり復元が出来るのだ。 またそのネガは劣化することはあっても通常の保管をしていれば物理的に致命的な破損をすることはないだろう。

これに対しデジカメで撮ったデジタルデータは、PCのハードディスクに入れただけで観賞用ともなるし保管用ともなる。 PCさえあれば印刷することなくいつでも鑑賞することが出来るのだ。 このことからハードディスク1カ所にしか保管しない人も多いだろうと想像できる。 印刷すらしない場合も多いのではないだろうか。

話の途中ではあるのだが、バックアップを全く取っていない方にお願いしたい。 今すぐ自分のハードディスクにどんな情報があるのか、またそれが破損しても良いものなのか確認してきて欲しい。

で… 確認が終わったら戻ってきて頂くださいね。(笑) この記事にはまだ続きがあるので…

バックアップデバイスの種類

いかがだっただろう。 消えては困るデータは無かっただろうか。 やはりどなたでも多少はあったのではないかと思う。

それではバックアップするのにどのようなデバイスを使ったらいいのか、一般の個人が導入及び入手可能で、尚かつ現実的なデバイスに絞ってご紹介していきたいと思う。

  • CD-R/RW
  • DVD-R/-RW/-RAM/+R/+RW
  • ハードディスク

まずCD-R/RWだが、これは最近販売しているPCならば大半が搭載済みのデバイスとなっているだろう。 記録容量は650~700Mと若干少なめではあるが、画像ファイル等をバックアップする場合であれば十分使用できるだろう。

次にDVD各種だが、こちらも標準搭載されているPCが増えている。 容量は4.7Gと比較的大きいのでCDと比べてバックアップできるものの幅も広がるだろう。

ただ上記の2つを使ってバックアップする場合に注意して頂きたい点がいくつかある。

まず一つ目は書き込み速度だ。 最近のドライブは書き込み速度がかなり速くなってきている。 早く書き込みが終了するのは大変便利に感じるが、バックアップ時にはできるだけ書き込み速度を遅くしていただきたい。 高速な書き込みは、焼きが甘くなることが多く、保管目的には向かないと思うからだ。

またディスクの品質にも気を遣って頂きたい。 安価なものはディスクの物理的な劣化も早くなる可能性がある。

劣化を加速化させる要因として保存環境もある。 元々上記のメディア群は長期保管に向かないとされている。 ディスクは数枚の層から形成されているが、その層の間に空洞ができやすいのだ。 こうなると正常な反射を得ることができなくなり、結果として読み込み不可となってしまう。 保管場所はできるだけ高温多湿な場所や直射日光が当たらない場所にしていただきたい。

また、これらのメディアにバックアップしたからと言って、バックアップ元を削除してしまうのは避けた方が良い。 先ほども話したとおりこれらのメディアは保管には不向きだ。 バックアップ元とバックアップ先のどちらが壊れても復旧可能な状態をキープするのがバックアップ本来の姿だと言うことをお忘れなく。

最後にハードディスクだ。 ハードディスクをハードディスクでバックアップするというのはおかしな話と感じられる方もいるかもしれないが、一般的にも有効な手段だとされている。

勿論バックアップ元とバックアップ先のハードディスクが同じ物では全く意味がない。 そのディスク自体が壊れてしまった場合は全くの無意味だからだ。 ここで言っているのはバックアップ用として別のハードディスクを用意する事を意味している。

ハードディスクでバックアップするメリットはその高速性と容量の大きさにあるだろう。 どちらをみても先ほどのメディア群とは一線を画している。

最近ではUSBで接続するタイプや、ネットワーク経由で接続するものも出現しているので初心者の方による取り付けも心配ないだろう。 かなりお勧めの方法といえるかもしれない。

バックアップ方法

次にバックアップ方法をいくつかご紹介しよう。 バックアップといっても考えようによっては非常にシンプルな方法で実現できる。

まずCD/DVD各種であれば特に悩むことはない。 ドライブやPCに付属してきたライティングソフトでバックアップしたいフォルダを丸ごと書き込んでしまえばいいだけだ。

ハードディスクの場合は、エクスプローラーなどでフォルダごともう一台のハードディスクにコピーすればいい。

たったこれだけである。 あとはフォルダ内の更新が進む度にバックアップ作業を繰り返すだけだ。

専用バックアップソフトの使用

しかしこれではなんとなく物足りないという方もおられるかもしれない。 そういう方は専用のバックアップソフトを使ってみたらいかがだろう。

ご存じの方もいらっしゃるかと思うが、Windows XPなどであれば標準でバックアップソフトが付属している。 

スタート → プログラム → アクセサリ → システムツール → バックアップ

と遷移すれば見つかるはずだ。

「なんだよ、Windowsのおまけソフトかよ…」と言われるかもしれないが、このソフトは商用バックアップソフト分野でかなりメジャーなVeritas社とマイクロソフトが共同開発したものらしい。

本当のところ私はこのツールを使用したことがないので詳しくはないのだが、Veritas社の商用バックアップソフトは私の勤務先でも使用しており、その使用した感覚から言うと、こちらのソフトもそれなりに信頼できるものだと思う。

ざっと見たところを書いてみよう。 まずバックアップ先となるメディアは本来DATやDLT、LTO等と呼ばれるテープを使用することを前提としていると思うが、先ほど話したハードディスクにもバックアップ可能だ。

またこのバックアップソフトはWindowsのレジストリなどもバックアップすることができるらしい。 つまり、ハードディスクの一部分だけでなく、全体をバックアップしたいという要求にも応えられるようになっているのだろう。

またバックアップスケジュールにも対応している。 例えば夜間にバックアップを行いたい場合、曜日や時間を指定しておいて、自動的に開始することができるのだ。

これだけ見ても個人のバックアップとしては十分な機能を備えているように思う。 Windows XPの方でバックアップを検討している方はお試しになってはいかがだろうか。

また標準でバックアップソフトが入っていないOSをお使いの方は、同様のソフトがVector(例えばこの辺)にあるので、一度お探しになってはいかがだろう。

最後に

後半かなり駆け足になってしまったがいかがだっただろう。 この記事を読んで意識が変わったという方、またはバックアップを始められる方がいたならとても嬉しい。

今回ご紹介した以外にも、ハードディスクのミラーリングやRAIDの利用といった、バックアップ以外の方法もあるのだが、長くなってしまったので今回はここまでとさせていただきたい。

今後機会があったらその辺についてもご紹介して行けたらと思う。


投稿日 : August 6, 2004

この記事に関する言及

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コメント

はじめまして。WEBLOGになる前からときどきこそっと覗いてました。最近、FinalFantasy11のWEBLOGを立ち上げて、デザインをいろいろと見てまわって見聞を広めているところです。
さて本題ですが、WindowsXPのバックアップ機能は、確かProfessionalにしかついていなかったと思います。というか現にHomeEditionを使っている私のWindowsXPにはバックアップという機能がありません。ぜひぜひご確認ください~。
それでは、これからもちょくちょく見に来ますので、よろしくです~^^

投稿者 Wingard : August 24, 2004 12:24 AM

Wingardさんはじめまして!

第1期の頃から来てくださっていたとのこと、ありがとうございます。(^_^) 全く別のサイトになってしまったので、色々と混乱させてしまっている事と思います。 すいません。(^^;)

さて、Windows XP Home Editionのバックアップ機能ですが、標準ではインストールされないだけみたいですよ。

http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;880948

こちらにセットアップ方法とか書いてあるようなので、お使いになる場合は試してみてください。

それではまた。 今後も遊びに来てください。(^_^)

投稿者 AKI ON WEB : August 24, 2004 11:42 AM

おお、そうだったんですか!
早速のお返事ありがとうございます。早速こちらのサイトを参考に、定期的にバックアップとってみます(>ω_<!

投稿者 Wingard : August 24, 2004 8:23 PM

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