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3.1.Linux/UNIX
sendmail vacation
ユーザーから「長期休暇をとるので、メールが届いたときに送信元に休暇であることを伝えられないか」という問い合わせがあったので、sendmailのオートレスポンダーを調べてみた。
sendmailの場合どうやらオートレスポンダーではなくvacationというのがそれに該当するらしい。
というわけでインストールメモ。
THERE CAN ONLY BE 1
VACATION Automatic mail answering program for Linux
http://vacation.sourceforge.net/
上からvacation-1.2.6.1.tar.gzをダウンロードしインストール。
wget http://jaist.dl.sourceforge.net/sourceforge/vacation/vacation-1.2.6.1.tar.gz
tar xvzf vacation-1.2.6.1.tar.gz
cd vacation-1.2.6.1
make install
これで/usr/bin/vacationが出来る。
あとはvacationしたいユーザーでログイン(又はsu)してvacationコマンドを実行する。 するとviが起動して
Subject: away from my mail
I will not be reading my mail for a while.
Your mail concerning "$SUBJECT"
will be read when I'm back.
と表示され、自動返信したいメッセージ内容の編集が行える状態になるので、メッセージを編集して保存する。
これが終わると、ユーザーのホームに.vacation.msgファイルが出来る。 これがメッセージの内容だ。
それから.forwardも同時に変更され、メッセージが届いたときにvacationにパイプされるようになる。
.vacation.dbというのも自動作成される。 (manでは-iオプションを付けて初期化すると書かれているが、勝手に出来たのでまぁいいかと) これを使って同一送信元から複数回メールが届いても最初の1回だけ自動返信するようにしているっぽい。 デフォルトでは最初にメールが届いた日から1週間経過するともう一度通知するようになっている。
vacationをやめたい場合は.forwardのvacationの部分を消せばOK。
追記:
忘れていたが日本語のメッセージを送りたい場合は、vacation.msgをjisに変換する。
vacationコマンドを実行後、nkfやqkcで変換すればOK。 でもsubjectとかは多分日本語NG。 エンコードすればいけるかもだけど…
以下はqkcでの変換例。
qkc -j vacation.msg
投稿日 : 2005年4月 1日
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